● 横山厚夫さんが語る ロッジ山旅の山と峠
● 横山厚夫さんのちょっと昔の山
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● あの頃の山と人 ● 横山康子の「摘草と山菜」
横山厚夫さんの『登山読本』(山と溪谷社)が私の通っていた名古屋郊外の高校の図書館にあって、その頃山に興味を持ちだし、ひとりで三河や鈴鹿の低山を歩きはじめた私は、教師代わりに隅から隅までこの本を読んだものである。その横山さんと四半世紀後にお知り合いになろうとは当たり前だが知る由もなかった。 山の近くの大学を選んで山梨県の住人になったが、いつしか登山からは遠ざかっていたのを、20代が終わるころ再開したいきさつは別の場所に書いた。早速、名前を覚えていた横山さんの本を買い込み、地元の中央沿線の山々を登るときの座右にした。この付近の山を歩いているうちには、いつかどこかで横山さんとお会いすることがあるかもしれないと漠然と考えていた。それが、どういう運命のめぐり合わせか、ついにお会いすることになったのは「長沢ロッジの山々」に横山さんが書かれているとおりである。 人の縁は考えてみればいずれも奇縁には違いないが、それも最初から仕組まれていることではないかと最近は考えるようになった。新たに始めた私のロッジのそれこそダントツの大常連となっていただいた上に、以下のような文章を寄稿していただくにいたっては、そう考えた方が理にかなっているではないか。 |
1 | 長沢ロッジの山々 | 2 | 武石峰と武石峠 |
3 | 白山と春日沢ノ頭・ 『森井書店古書目録』 |
4 | ふたつの大門峠 |
5 | 三石山今昔 | 6 | 荒船山と御陵山(おみはかやま) |
7 | 藤尾山(天狗棚山) | 8 | 三峰山(山村正光さんを偲ぶ会) |
9 | 入笠山と北八ッのふたつの池 | 10 | 黒川山見晴台と八子ヶ峰 |
11 | 高川山 | 12 | 横尾山 |
13 | 釈迦ヶ岳 | 14 | ハンゼの頭 |
15 | 高烏谷山 | 16 |
鷲ヶ峰 |
17 |
三峰山 再び | 18 |
大蔵高丸 |
19 | 倉岳山 | 20 | 大石峠(付・島田巽さんのアルバム) |
21 |
美ヶ原 | 22 | 霧ヶ峰 |
23 | 剣ヶ峰 | 24 | 大菩薩・沼ノ窪 大菩薩館の思い出 |
25 | 帯那山 | 26 | カシガリ山 |
27 | 横尾山 再び 吾妻小舎・遠藤守雄さんの思い出 |
28 | 湯ノ丸山 |
29 | 一ノ瀬と牛王院平 | 30 | 硫黄岳 |
番外篇 | 望月達夫さんのアルバム |
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横山さんが山の写真を熱心に撮られていることはつとに知られている。せっかく撮りためたそれらを私のサイトに載せてはくださいませんかと頼んだのが実現した。撮って半世紀かそれに近い年数がたてば、山そのものは動かないにしろ、むしろそれだけに人為による変遷は余計に目立つ。人、山小屋、登山道、それらの変容を見ると、山は変わらねど人の世は・・・といった感慨がおのずと湧いてくるのである。 |
その1(山梨県内を中心に) | |||||||
瑞牆山・金峰山 / 鳳凰山・早川尾根・甲斐駒ヶ岳 / 雲取山 / 国民体育大会 / 信州峠越え | |||||||
笠取つつじ祭り / 雁坂峠・甲武信岳 / 黒川鶏冠山 / 小河内峠越え / 陣馬山・景信山 / 三ツ山 | |||||||
鈴ヶ音峠・倉岳山 / 仙丈ケ岳 / 中央アルプス / 小金沢連嶺 / 東御殿 / 黒川谷 / 寺下峠・厳道峠 | |||||||
水ヶ森 / 北岳・塩見岳・三伏峠 / 四方原山・茂来山 / 柳沢峠、一ノ瀬周辺 / 藤尾山 | |||||||
秋山二十六夜山 / 大丸戸 / 滝子山 / 唐松尾山 / 竜喰山 / 笹尾根 / 氷川屏風岩 / 硫黄岳、麦草峠 | |||||||
将監峠 / 笛吹峠、浅間峠 / 雲取山2 /達沢山 / 雁峠、斉木林道 / 木暮碑前祭 | |||||||
大菩薩館・フルコンバ小屋 / 鶴峠越え / 金峰山、東沢 / 大石峠、黒岳 / 鳳凰三山 / 水源林道、長峰 | |||||||
湯ノ沢峠、大蔵高丸 / 黒平、金峰山 / 奥秩父縦走 / 鹿倉山 / 釈迦ヶ岳 / 西岳、権現岳 / 大菩薩峠、丸川峠 |
「十年一昔」。月日の経つのは速いもので、このロッジ山旅が本邦のシャングリ・ラともいうべき地に開業して今年で18年、そろそろ二昔がたとうとしています。そこで、その前後に登った山の写真を「あの頃の山と人」と題し、当ロッジ山旅のホームページの上に披露してみる気になりました。原則として1山につき3枚の写真、短い説明をつけ、1回に2山か3山をまとめて載せようと考えています。なお、近年は写真の上での肖像権やプライバシーなどが厳しく問われるようになりましたが、お姿の写る皆さまのご寛恕をお願いするしだいです。しかしながら、どなたも颯爽とされていていうことなく、ご覧の方々も惚れ惚れするばかりではないでしょうか。
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1 | 高登谷山・1 | 2001(平成13)年2月10日 |
2 | 高登谷山・2 | 2004(平成16)年3月16日 |
3 | 箱根 石仏の道 | 2005(平成17)年3月24日 |
4 | 倉骨、槍 | 2001(平成13)年7月17日 |
5 | 妙法ヶ岳 | 1998(平成10)年5月20日 |
6 | 霧ヶ峰 南の耳、北の耳 | 2004(平成16)年5月24日 |
7 | 富士山五合目よりくだる | 2007(平成19)年9月27日 |
8 | 扉峠から茶臼山、美ヶ原 | 1992(平成4)年7月20日 |
9 | 赤面山と守屋山 | 2002(平成14)年11月5.6日 |
10 | 茅ヶ岳 | 1995(平成7)年2月26日 |
11 | 和田、醍醐丸 |
2005(平成17)年4月23日 |
12 | 寺下峠、矢平山 | 2003(平成15)年12月25日 |
13 | 小金沢連嶺 | 1996(平成8)年4月23日 |
14 | 悪石、三国山 | 2003(平成15)年5月22日 |
15 | 御春山 | 2000(平成12)年3月25日 |
16 | 旧中山道を碓氷峠からくだる | 1996(平成8)年11月14日 |
17 | 虫倉山、小日向山 | 2004(平成16)年12月1日 |
18 | 八ヶ岳横断歩道、三峰山 | 2008(平成20)年8月4、5日 |
19 | 北八ッ | 1997(平成9)年9月11日 |
20 | 茂来山 | 1994(平成6)年11月27日 |
21 | 王岳 | 2005(平成17)年5月26日 |
22 | 霧ヶ峰 | 2006(平成18)年7月26日 |
23 | 富士山お中道 | 2006(平成18)年9月27日 |
24 | 旧観音峠道 | 2009(平成21)年6月14日 |
25 | 東吾妻山、吾妻小舎 | 1999(平成11)年5月6日 |
26 | 遠見山、国師岳天狗尾根、朝日岳 | 2003(平成15)年9月16〜18日 |
27 | 浅間尾根 | 2007(平成19)年4月26日 |
28 | 菊花山 | 2006(平成18)年5月4日 |
29 | カボッチョと池のクルミ | 2006(平成18)年11月29日 |
30 | 六角牛山 | 2008(平成20)年6月9日 |
31 | 雁戸山 | 2007(平成19)年10月11日 |
32 | 白谷沢、棒ノ折山 | 2007(平成19)年7月16日 |
33 | 関東八州見晴台(高山不動奥の院) | 2008(平成20)年12月24日 |
34 | 桟敷山と村上山 | 2004(平成16)年9月8日 |
35 | 釈迦ヶ岳 | 2007(平成19)年11月21日 |
36 | 倉掛山 | 2007(平成19)年6月30日 |
37 | 達居森 | 2002(平成14)年12月16日 |
38 | 保福寺峠、二ッ石峰 | 2004(平成16)年11月9日 |
39 | 蕎麦粒山、今昔 | 1977年11月・2007年8月 |
40 | 八ヶ岳横断歩道 | 2005(平成17)年5月4日 |
41 | 蜂城山 | 2008(平成20)年4月2日 |
42 | 石保戸山、藤尾山 | 2006(平成18)年6月8日 |
43 | 八風山から物見山、熊倉峰 | 2006(平成18)年5月12日 |
44 | 向山 | 2007(平成19)年4月12日 |
45 | ゼブラ山、八島湿原 | 2016(平成28)年4月20日 |
46 | 吾妻小舎、鎌沼 | 2006(平成18)年8月29日 |
47 | 綱子、舟久保 | 2013(平成25)年4月9日 |
48 | 鼻曲山 | 2012(平成24)年9月24日 |
49 | 石砂山西峰、川上ドッケ | 2017(平成29)年5月2日 |
50 | 霧ヶ峰 | 1970(昭和45)年5月29〜31日 |
横山厚夫 1933年東京生。高校生の頃より山登りを始め、奥多摩や奥秩父、大菩薩、吾妻の山々へよく通う。主な著書に『登山読本』『東京から見える山を歩く』『山書の森へ』(山と溪谷社)、『一日の山・中央線私の山旅』(実業之日本社)、『幾つかの山』(朝日新聞社)、『ある日の山、ある日の峠』『山麓亭百話』(白山書房)などがある。日本山岳会会員。 |
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吾妻小舎 |
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