八ヶ岳合宿
   1969(昭和44)年5月3〜6日

奥多摩山岳会の5月合宿。赤岳鉱泉脇の広場にテントを張ってベースとし、赤岳や阿弥陀岳などに登った。合宿は5日に終わったが、鈴木孝司さんとこちら2人は、更にもう1日、硫黄岳や天狗岳で遊んでから帰った。



上 赤岳鉱泉への道。この合宿はずっとお天気に恵まれて幸いだった。ことに初日の山へ入る日のお天気がいいと士気があがり、足取りもすこぶる快調だ。

中 本隊が引きあげたあと、サーブ2人、メンサーブ1人の計3人は、なお北八ツへと歩を進めた。夏沢峠を越し根石岳にかかると、前方に天狗岳が大きく見えてきた。

下 赤岳の山頂。こんな有様を田淵行男さんが見たら、おそらく絶句するに違いない。このとき以来、私は赤岳に登っていないが、今はどうなっているだろうか。いずれにしろ、こうしたところに小屋を作るなどとは、作る人間の気が知れない。

(2013.3)                       

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