西吾妻山、白布峠
  1975(昭和50)年8月30、31日

私が吾妻連峰へ最初に足を踏み入れたのは1972年7月のこと。この望月達夫さんとご一緒した西吾妻山から白布峠は3回目の吾妻山行になる。米沢から入って西吾妻の無人小屋に泊まり、西吾妻山、西大巓へ登ったあとは白布峠へ出た。まだ、白布峠越えのバスがあった頃の山行である。



上 西大巓を越して矢筈山近くになると気分のよい湿原が現れて、その辺りはご機嫌の一言だった。

中 天狗岩の一角にある吾妻神社。ここから西吾妻山2035bの山頂まではほんのわずかだ。

下 西吾妻避難小屋。私は72年7月の2度目の吾妻山行にもこの小屋に泊まっている。そのときは新潟の長井から来たという中年おじさんと同宿になったが、こちらが石油コンロを使っているのを見て、自分の持つガスコンロの簡便さを吹きまくられた。「ほら、ガスコンロなら石油コンロを予熱しているあいだに湯がわいてしまうだろ」というわけで、私も、このあとすぐにガスコンロに宗旨替えした。 

(2013.1)                       

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