50.霧ヶ峰   1970(昭和45)年5月29〜31日


この「あの頃の山と人」も50回になった。ここで打ち止めにするつもりである。最終回には切りのよい50年前の、そしてロッジ山旅に集う皆様方がよくご存知の霧ヶ峰を選んでみた。
 
同行は、私が教科書出版社に勤めていたころから親しくしていた藤井実画伯。コロボックルヒュッテに2泊して、高原の散策を楽しんだ。当時、この小屋には奥多摩山岳会の若い女性がアルバイトで働いていて、なにかと便宜を図ってくれた。「コーヒー¥100 ココア¥100 紅茶¥100 ミルク¥80」が昔懐かしい。まだ、ヴィーナスラインはできていなかったし、車山にもリフトはなかった。
 
寝ぼけ気味のモノクロ写真、さらには写真を5枚としたのも、最終回につきご容赦ください。いずれにしろ、長らく見ていただいて厚くお礼申しあげます。勝手に送った写真と文章をうまくまとめてくださった長沢編集長にも心からのお礼を。 

        横山厚夫  (2020.5.25)
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