鳳凰三山 |
1956(昭和31)年11月23〜25日 |
青木鉱泉と南御室小屋に泊まって鳳凰三山を歩いた。奥多摩山岳会にいたときの山行で、CLは高田孝さん。11月も下旬になるので雪があるだろうとアイゼン、ピッケル、それにワカンまでも持っていったが、雪などひとかけらもなく、あっけらかんと明るいただの秋の山だった。
上 ご存知、地蔵岳のオベリスク。1991年9月初旬、寺田政晴君を先達にして高校からの友人館山盛と夜叉神峠から薬師小屋1泊で三山を歩いた。この時、寺田君が「ちょっと待っていてください。わたし登ってきますから」と、この岩に取り付いたのを覚えている。しかし、わりに早く戻ってきたので、おそらく上まではいかなかったのではないか。今は、それを本人に確かめるすべもないのが残念だ。この館山、寺田君と鳳凰へいったのも、ついこの間のような気がするが、もう21年も前のことかと驚いてしまう。
中 今はなき北御室小屋。現在の鳳凰小屋から10分ほどくだったところにあった。(もう1枚の写真)
下 夜叉神峠にて。56年も前となると、皆さん、お若いです。全員が写っているところをみると、他の登山者にシャッターを押してもらったに違いない。左端がCL高田さん。その後何度かこの峠へ登っているが、今年の5月、森山の会の時は抜群の好天に恵まれ、残雪輝く北岳が素晴らしかった。(左から高田孝、小島孝、鈴木真、熊谷の諸兄)
(2012.11)
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