マチガ沢
    1956(昭和31)年8月16日

奥多摩山岳会にいた頃の山行。「雲取山・2」にも一緒だった鈴木武敏さんがリーダーで、「中央アルプス」の鈴木久子さん(現・山本姓)とその友達の女性がマチガ沢出会にテントを張っているところへ1日遅れで合流し、マチガ沢へ連れて行ってもらった。

先輩の「スズキノタケサン」には、岩登りなどいろいろ教えてもらったが、残念なことに早くに亡くなってしまった。私よりも5つぐらい年上だったと思う。なお、両鈴木の間にはなんの関係もなく、当時、会には数人の鈴木さんがいた。



上 この時、久子さんの友達だけがワラジの足ごしらえで、あとの3人は鋲靴だった。鋲靴は暗い中で歩いているとき岩にぶつかると火花がとび、これが気分満点の格好よさだった。なお、先年亡くなった山本健一郎さんの話によると、同じ鋲靴でも鋼鉄製のトリコニー鋲(No1〜8まである)が打ってあるものは青い火花が出、軟鉄製のクリンカー鋲が打ってあるものは赤い火花が出るそうだ。となると、No6のトリコニー鋲が打ってあった私の靴では青い火花が出ていたに違いないが、そこまでの記憶はない。

中 谷川岳肩ノ小屋。

下 鈴木久子さんがリコーフレックスを構えている。一世を風靡した廉価二眼レフだった。 

(2013.3)                       

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