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        小楢山  2008.12.11



小楢山は若いときから何度も登った山で、ガイド記事も何度も書いている。(参照1)(参照2)。むろん『山梨県の山』でも紹介している。

焼山峠から簡単に登れるから、そこから往復する人が多いだろうが、やはり山は立派に見える側から登ってこそである。牧丘のブドウ畑の上に「山梨フフ」という宿泊施設があって、そこが登山口だから、畑の中の迷路のような車道もその案内看板を頼りにすればたどり着ける。

ここから初めて登ったときに建設中だったこの施設は、一度経営不振で閉じていたものがまた再開したらしい。そのたびにガイドブックを書き直している。

暖かい日で、頂上や幕岩でのんびりし過ぎ、妙見山を経て鼓川温泉に下り着いたときには暗くなる直前だった。途中にある鎖場をクリオが登れず、皆に押し上げてもらったのを思い出す。

山を輪切りにするようにして延伸していた林道はその後どうなっただろうか。ガイドブックを担当していると、施設ができたりなくなったり、林道が延びていたり、といった人為的な変化にわずらわされることが多い。

(2015.3) 木曜山行の報告へ

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