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       ダケカンバの丘 2012.3.1



「ダケカンバの丘」とは私の勝手な命名だが、誰が名付けてもそうなるだろうという場所である。ダケカンバが緑になるのは初夏から晩夏にかけてのわずかな間だが、その木陰で昼のひとときを過ごそうとこれまでゼブラ山と結んで何度も出かけた。霧ヶ峰の中心部がいくらにぎわっていようが、いつでも貸切の別天地である。

緑の時季が一番だが、展望となるとやはりすっきりと晴れた冬に軍配が上がる。この日の展望はことのほかすばらしく、無風快晴なうえ気温も高いとあっては、1時間以上ものんびりと四囲の景色をほしいままにできたのだった。

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