福地山 2011.5.19 前年の秋にこの山に初めて登って良かったので、これは来年の新緑にも必ず登ってみようと早くも計画を立てたとはこのたわら写真集に書いた(参照)。 そのときに引き続き、これ以上ない好天に恵まれた、新緑と残雪の山、むろん秋の風情も捨てがたいが、私は新緑の頃が好きだ。季節の移ろいが、かつてよりはくっきりしなくなってきたとはいうものの、比べてみればやはり劇的な変化である。これがあるから、気に入った山には季節を変えて登ってみたくなる。 こちらからの槍穂高連峰は、普段見慣れない方角からなのですぐに同定するのが難しい。前年に撮った写真で同定して書き込んでおいたのがあるので参考のためにここに置いておこう。 槍ヶ岳だけは、ここからは少々前山に隠されるものの、槍先が天を突く姿はどの方向からでも同様でわかりやすい。要するに人気のある山とはわかりやすい山なのであろう。富士山がその嚆矢であることは言うまでもない。 (2016.10) 木曜山行報告へ |