右の小さい画像にマウスを置くとメインの画像と入れ替わります   

         青ナギ(立場山) 2006.9.22



地図に名前が載っているから立場山を気にかける人もいるかもしれないが、この山だけを目的に出かける人はほぼ皆無か、あっても相当の物好きであろう。多くは南稜から阿弥陀岳に登るときに通過するだけである。

ところが、その立場山を越えた東側の鞍部、青ナギと呼ばれる、南側の火山砂が薙いだ細尾根は、そこからの阿弥陀岳や普段見慣れぬ方向からの権現岳の姿がともに一見の価値がある。

暗い林を標高差600mにわたって一本調子でひたすら登るだけの単調な立場山への径だから、青ナギで眺めがなければ何をしに行ったのかわからないわけだが、この日は青ナギに着くころになって霧が晴れ始め、なんとか面目を保った。

N瓶さんの奥さんが作ってくれた栗の渋皮煮がすこぶる好評で、次からも持ってきてくれと勝手な要求をされていた。

(2015.1) 木曜山行の報告へ

戻る