42. 石保戸山、藤尾山      2006(平成18)年6月8日

日帰りで、当ロッジ主催の木曜定例山行に参加した。塩山で拾ってもらい、車は犬切峠まで。ここから、まず、石保戸山に往復、峠に戻って一休みしたあとは、まだ早いということで、藤尾山にも往復した。昔は、どちらの山にも山頂の標識などはなかったが、その後、登る人もでてきたとみえ、写真のような標識ができていた。新緑美しい防火線の尾根歩きを楽しむのは、坂本桂さんと三井千恵子さんのお二人。確か、この時は東京から松家晋さんも参加されていたと覚えている(参考)

補記

1.もう、半世紀もの昔になろうか、犬切峠からの尾根をたどって笠取小屋へ行くついでに、石保戸山にも寄っていこうとしたことがあった。ところが山頂は密生する藪の中で、ほんのわずかな距離だったが断念した覚えがある。

2.笠取小屋の田辺正道さんは1977(昭和52)年の1月に亡くなった。その5月、秋山平三君がお墓参りに行きましょうと車を出してくれた。墓参をすましても、まだ、日は高い。それなら、あの藤尾山に登ってみようではないかということになった。これが私の最初の藤尾山登山で、当ホームページの「……ちょっと昔の山 その1」の「藤尾山」、また、『静かなる山』(茗溪堂/1978)収録の「藤尾山」にもあるので、そちらをご覧いただければ幸いである。なお、秋山君は、奥多摩山岳会時代から親しくしていた友人だったが、惜しいことに10年前の2008年4月に亡くなった。  (2018.12)


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