34. 桟敷山と村上山      2004(平成16)年9月8日

湯ノ丸山2015bと篭ノ登山2228bとの間にあるのが地蔵峠で、この峠を長野県から群馬県へ越して間もなく、湯尻川の右岸に桟敷山1931bと小桟敷山1852b、それに村上山1746bがほぼ一塊になっている。公共交通に頼っていては行きにくい山だが、それを日帰りで登ってこられたのも、寺田君の車があればこそ、だった。いったん山へ取り付いてしまえば、桟敷山、村上山ともに、それほどの時間もかからずに登れる山だった。展望は桟敷山(小石社がある)よりも村上山のほうが闊達で道々浅間山が大きく見えていた。その写真で標柱のすぐ右に見える三角峰は、多分、浅間隠山1757bであろう。なお、この時は小桟敷山は割愛したが、2014年7月に当ロッジご主人の先導で桟敷山と合わせて登っている(小棧敷山)。村上山には2008年の10月に島田ご夫妻と再度登っていて、この時は霧に滲む紅葉がきれいだった。さらに付け加えれば、寺田君と桟敷山へ登ったこの日、途中から湯尻川の対岸に角間山1981bに続く緑の尾根が実に魅力的に見え、「いつか、あれにも登りたいね」といっていたが、ついに彼とは登る機会を逸してしまった。角間山には2013年の初夏の好日、やはりロッジご主人の驥尾に付して登ったが(角間山)、「ここに寺田君がいれば」と残念だった。       (2018.11) 


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