47.黒駒山
    1985(昭和60)年5月11日

2.5万図は「河口湖東部」と「河口湖西部」「石和」の3枚。御坂山脈は黒岳から釈迦ヶ岳へ続く尾根上にあるのが府駒山1562㍍、そして、この山から北に分れてくだる尾根があり、その途中の1474㍍の高みを黒駒山と称している。この尾根を歩いてみようと出かけたのが、これらの写真。

富士吉田から甲府行のバスで三ツ峠入り口、以後は御坂峠‐黒岳‐ドンベエ峠(峠からは一部工事中の車道を歩く)‐黒駒山、くだって里道に出たあとは石和行のバスがとまる横川の停留所と歩いた。

この尾根はあまり歩いた人はいないようで、終わりに近く送電線をくぐる前後からは踏跡もさだかではなくなり、藪を漕ぐところもあった。

ところで、この山域の精通者である当ホームページのご主人なら、「黒駒山の尾根なんか、とうの昔に歩いています、なにを今更」とおっしゃるに違いないが、さて、どんなものであろうか。(長沢註



上 黒岳をドンベエ峠にくだると工事中の車道に出て、20分ほど、この車道を歩いた。それにしても「ドンベエ」なんて嫌な名前だと思う。

中 行く手には黒駒山の高みがこんもりと見えてきた。

下 黒駒山を越したくだりでは、露岩を踏むところもあった。この先から踏跡があやふやになり30分ばかりの藪漕ぎになった。                           

(2015.2)

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