御坂黒岳 2014.10.24 雲海がもっとも似合うのが富士山である。しかし松竹映画のオープニングのような雲海の富士を見たいと思っても、そうそう見られるわけではない。 それがこの日はばっちりと見られたのだからこんな幸運はなかった。それなのに、その眼福にあずかったのはたわらさんと私だけだったのは残念無念。木曜山行を雨天順延したのでこの幸運があったのである。けだし、山岳写真を撮るなら天気の変わり目こそが狙い目である。ことに富士山の場合、写真の出来を左右するのは山そのものより雲なのだから。 余談ながら、松竹映画のオープニングの富士山は2015年の1月より新しくなったそうな。それまでは実写ではなかったのが、細工はしてあるものの、実物の富士の映像に手を加えたものになったのだとか。吉田大沢が左端に寄っているところから、新道峠付近からの富士山らしい。車道で簡単に達せられるようになってから、新道峠からの富士山の写真が一気に増えた。(参考リンク) (2020.5) 木曜山行報告へ |