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にゅう〜稲子岳　2009.6.25 2005年以来、木曜山行だけで、もう5回目となる稲子岳だった。毎年同じ季節に同じ山に行くのはそれだけ魅力があるからで、ことに稲子岳の凹地を訪れるようになってからはその魅力がさらに増したと思う。 しかしこの後はさすがに2年お休みして、2012年に久しぶりに出かけたら、凹地に無粋な鹿柵ができていて魅力が半減したことは前にも書いた。（参照） それまでは車を2台用意して1台を稲子湯上の駐車場へ置いてあったが、この年は1台で出かけ、中山峠の登山道に出たところでパーティを分け、たわらさんとＦ井さんと私の3人が中山峠から中山、高見石を経て白駒池駐車場まで車を取りに戻った。 これがなかなかの重労働で、それは思ったより中山峠までが遠かったのと、下りとはいえ、むしろそれだからこそ北八特有の岩がゴロゴロした径に気を使ったからである。稲子湯への下山組は途中しらびそ小屋でコーヒーを飲んでゆっくりしていたというのに、我々が車を回収して駐車場に戻ったときには先に到着していた。 そのかわり後の2枚のような、中山峠からの天狗岳や、縦走路から見下ろした凹地の写真が撮れたというわけである。私にとっては、この間の縦走路を歩いたのはごく久しぶりのことだった。 （2015.4）　木曜山行の報告へ