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          石割山 2008.1.17



この日も渡辺玉枝さんが同行してくれた。神奈川からのS田きみ子さんと山中湖畔で合流(久しく会っていないがお元気かしら)、登山口に向かった。石割山の登山口はすなわち石割神社への参道だが、一目見て気が遠くなる、果てしなく続くような石段である。石段を登り切っても神社までは車も通れるような道が続く。ようやく山道らしくなるのは神社からで、しかしそこまで来ればもうひと登りで頂上である。

頂上からは、北から南までずらっと並んだ南アルプスの山脈がすばらしいが、それに気をとられているのは変人で、ここではむろん富士山が圧倒的な主役である。

ガイドブックに、好天であれば「夢にまで富士山が出てきそうな富士山漬けの一日になるだろう」と書いたが、この日はまさしくそんな好天だった上におまけがあった。

というのも、この日のゴールとしたホテルマウント富士に、ダイアモンド富士が見られるとの貼り紙があったのである。そんなことはまったく知らずにこの計画を立てたのだったが、富士山のカメラマンには周知のことらしく、ツアーのような団体の三脚が林立している。

へえ、それならば待ってみようと、ホテルの中庭で大勢のカメラマンに混じって2時間近くも落日を待った。その成果がトップと最後の写真というわけである。

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