小日向山 2006.3.3 2004年の暮、横山厚夫さんに教えられた小日向山(三角点名・高松)に初めて登った。当の横山夫妻と一緒で、この山については横山さんにも私のサイトに書いてもらっている。(参照) この広い笹原が雪に埋まったならスノーシューで遊ぶには格好だろうと、八ヶ岳歩こう会のスノーシューイベントで案内役として出かけたのだった。 新雪が積もったばかりでまずまずの雪の量だったが、日当たりのいい南側に広がる笹原が埋もれて大雪原とはなっているわけではなかった。さほど雪が多いともいえないこの地方では滅多にそうはならないのだと思う。 それはそれ、樹林の中や少し北側に寄れば雪はたっぷりある。他人がまったく踏んでいない雪に初めて足跡をつけるのは気分がいい。冬以外でも入山者がめったにいない山域だから冬はなおさらで、バージンスノーには事欠かない。スノーシュー遊びで、誰も踏んでいない雪を蹴散らして歩く以上の魅力があろうか。だからこそ、この付近にはスノーシューで何度も出かけているのである。 (2015.1) |