15.小日向山(高松山)
    2004(平成16)年7月8日

先日(2014年6月15日)、森山の会の皆さんと登った小日向山は私にとっては5回目の登山になる。最初は寺田政晴君運転の車に乗せてもらい、今から丁度10年前の7月初旬に日帰りで登りにいった。

これは、彼がかねてから「霧ヶ峰の秘峰」と目をつけていた山であり、星糞峠から登って尾根上へ出たとたん、「この草原、まるでジュリー・アンドリュースが『サウンド・オブ・ミュージック』で、両手を広げて歌っているような所ではありませんか」と大感激。今も、彼の嬉しそうな顔が目に浮かぶ。

さて、その5回の小日向山登山のうちの4回までが当HP主人の先達を仰いでとなれば、八子ヶ峰(10回中9回までが長沢氏同行)ほどではないにしろ、残り1回のこちらだけの登山は稀有な例として、記憶にとどめておく価値があろうというもの。寺田君の思い出のためにも、この3枚を選んだ。



上 初夏のよく晴れた日。残念ながら北アルプスとまではいかなかったが、周りの山はよく見えていた。なお、この時は珍しくネガカラーのフィルムを使い、スキャナーで反転して陽画にした。

中 先日、森山の会で登った日はツツジが見事だったが、この時はすでに散ったあとで、アヤメが1輪、緑々の草原の中に場違い的に咲いていた。

下 小日向山1667.6㍍の三角点。隅に写っているのは家人のザックで、「そうだ、あの頃は、こんなザックを背負っていたのだ」と、やはりこれも懐かしい。   

小日向山登山歴 2回目以降は全て長沢氏の先達を仰いでの登山になる。

1.2004.7.8 星糞峠からの往復、寺田君同行(すなわち、本欄のこの山行)。
2.2004.12.1 星糞峠から虫倉山、小日向山の2山往復。
3.2005.10.6 木曜山行の諸氏同行。曇り日で展望皆無。
4.2007.9.3 星糞峠から登り、引き返す途中右側の急斜面を闇雲に林道におりた。三井氏同行。
5.2014.6.15 森山の会の諸氏同行。

(2014.6)

以後、2度の小日向山(2018.9 長沢註)

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