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娘が赤ん坊のとき、ある人からいただいた手造りの絵本が、そのころにはまるで面識のなかったすがぬまみつこさんの作だったのだから、世の中どこでどうつながってくるのかわからない。

絵本の作者がすがぬまさんだったことを知ったのは、すがぬまさんがイラストを担当した日本山岳会の小冊子の絵を見て、あれ、これはあの絵本の絵ではないかと、あわてて絵本を見返したときだった。そのころにはすでにすがぬまさんと知り合ったあとだったのだからうかつな話ではある。




絵本をいただいたころには、今住んでいる村で山のロッジをするなんてことは夢にも思っていなかった。その村にすがぬまさんが山荘を持っていて、しかも私と日本山岳会の同期でもあったのだから、山の世界は狭いとはいえ、つくづく不思議なご縁といえるだろう。今では年に何度か山歩きをご一緒して、短い休憩時間にも絵筆を走らせる姿を拝見している。

ご好意により、絵をお借りしてロッジの食堂に飾らせてもらったりもした。その中の一枚は木曜山行で丸山から飯盛山へ縦走した際のもので、このすぐ下の絵である。それ以外にも、これまでにお借りし、ロッジの壁を華やかに飾ってくれた絵を紹介しておこう。


2000年『山と溪谷』誌の「第一回山のスケッチコンテスト」で特選、2003年には画文集『わたしのロマネスク』出版、2006年には絵本作家の登竜門「ボローニャ国際絵本原画展」に入選、と画業ますます盛んなすがぬまさんである。


 画文集 わたしのロマネスク
   菅沼満子・画と文 書肆楽々同人・刊
   特価:本体1,500円+税




丸山から飯盛山へ


晩秋の夜叉神峠 舞う風花


山の団十郎 甲斐駒ヶ岳




ヒマールの風の子


 甲斐駒には群青色がよく似合う




朝焼けの赤岳



梓川のほとり


 残雪の八ヶ岳 飯盛山頂より




 
独りの縦走路-権現から赤岳へ




桃畑に霞む八ヶ岳



初夏の八ヶ岳 天狗西尾根より



初夏の八ヶ岳 八方台より




晩秋の金峰山




風の道〜臨幸峠にて

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