霧ヶ峰・リハビリ&スケッチ散歩(霧ヶ峰

天気予報は上々、では先週に引き続き甲府の北山にでも新緑散歩に出かけるかと考えていたら、甲府で31度になるという恐ろしい予報に、そんなところに行ってはかなわないと、はやくも霧ヶ峰へと避暑に出かけることにした。

全員がリハビリ的山歩きで結構だという状態だったから、霧ヶ峰の中でも楽なコースを選んだ。

さっさと歩けば1時間もかからないコースに4時間かかったのは、四囲の大展望に創作意欲爆発のすがぬまさんのスケッチに付き合ったからで、このうえなく快適な気温の中、絵を描かない我々は、このうえなくのんびりと高原を楽しんだのだった。

がんこ山(谷戸)

ずっと天気予報がよくなかったので、今週は中止だなと思っていたら、早めに回復するように変わってきた。でも、参加者がいないのなら仕方ない。

すると裏のご隠居Iさんから、明日は行きますかと電話がかかってきた。ならば行きましょうと答えて、行先はそれから考えた。

例の、天の河原の防火線がいいかなとも思ったが、あそこは富士が見えてナンボということもあって、天気の好転が遅くなれば面白くない。それと、今年に入ってから、てっぺんのある山歩きをほとんどしていないので、たまには山頂を目指す山歩きをしたい。

そこで思いついたのが、がんこ山だった。亡くなった坂本桂さんから聞いた名前だったと思うのだが、実際はどうなのだろう。藤岡神社の裏山で、笠無に延びる稜線上の突起である。多くの尾根を持つ笠無の中でも、もっとも長くて美しい稜線だと思って、2006年に木曜山行でたどったことがある。

立ち寄ったコンビニに停まっていた車の屋根には雪が積もっていた。野辺山あたりでは雪が降ったのだろう。

ほとんど十年ぶりの藤岡神社で、社の裏側の石仏群に久しぶりにまみえた。さらにその裏側はまだ伐採されてまもない展望地となっていた。昨日は八ヶ岳は雲の中だったが、現れていたらなかなかの絶景ではなかろうか。前景には古風な津金の民家が並んで、絵を描くにはいいところだと思う。

藪がなくどこでも歩けるのが津金の山のいいところ、歩きやすいところをたどっていたら、少々方向を違えもしたが、無事頂上に久闊を叙した。じっとしていたら寒いくらいの気温で、汗もかかずに快適だった。

里に続く林道を下るころには陽も射して暖かくなった。雲の間にお出ましになった赤岳には新雪がついていた。

なんとも気分のいい新緑の山歩だった。
八千穂高原で新緑&山菜を楽しむ(蓼科山・松原湖)

この時季、山菜目当ての八千穂高原通いを数えてみたら6年目となる。そんなものかなあと思うのは、山菜以外でもせっせと通っているからであろう。四季それぞれの八千穂高原の魅力が格別だからである。

ご常連Tさんに聞いたといって電話をかけてきたのは横浜のIさん。今日の木曜山行に参加してみたいという。今週は八千穂高原に行くことに決まっており、つまりは登山というよりは高原散策みたいなものだ、それに、道のないところも歩きます、そんなことでもよろしいかというと、まったくお任せだと言う。それで前泊で初見参のIさん、そして森ノブタさん、そして私の3人での出発となった。

朝方の霧雨も、松原湖を横目に見るころにはあがって、八ヶ岳の峰々も行く手に現れた。毎年見ている私が、相も変わらず、ああいいなあと思う八千穂高原の新緑を初めて見るIさんはどうやら感激の極みらしい。

勝手知ったるコースも、年々笹の侵食がすすんで、初めての人なら道がわからなくなりそうな部分もあった。

山を歩くなんて10年ぶりだというIさんは、それにしてはしっかりとした歩きっぷりである。途中で年齢を聴いてびっくり、もっとお若いと思っていたのである。

それで、下るつもりでいた急斜面のルートを変更し、少々遠回りでも傾斜の緩い山腹を下ることにした。とはいっても道などない。こんなところを歩くのは初めてであろう。

今年は季節が早いので、例年より10日早い八千穂行としたのが正解で、いつもどおりではもう遅かったと思う。
八子ヶ峰・スケッチ&新緑山行(蓼科山・蓼科)

参加者がすがぬまさんだけだったので、おのずとスケッチ山行になる。こちらはどこへ出かけてもいいのだから、リクエストはないですかと聴くと、八ヶ岳が描きたい由。

ならば見慣れた南麓よりは西側に行ったほうがいいだろう、すなわち中信高原のどこかが好適である。となると、八ヶ岳への距離、そしてこの季節から考えて、まず八子ヶ峰が第一候補となる。わが定番の南側からの周回コースには、あの独特の新緑が見たくてこの時季に出かけるのが恒例のようになっている。

このコース、あとですがぬまさんに聞いたら、10年以上前の盛夏に私と西側から登って、女神茶屋へ下ったことがあるとのことだったが、すっかりそのことは忘れていた。でも東側からは初めてだというのでよかった。八ヶ岳を描くなら、東側から登るほうがいい。

地元ではズミの花も早かったので、八子ヶ峰ではそろそろ満開と思っていたのが、これは例年通りのようで、だいたい5分咲きというところか。場所によっては満開に近い木もあった。草原ではレンゲツツジもちらほら咲き始めていた。ダケカンバや、沢を埋めたハウチワカエデの新緑は期待どおりであった。

見えるべき山は、遠いところまのほとんどを見ることができた。すがぬまさんが頂稜の一角に腰をすえてから、背後をひとりのハイカーが通り過ぎただけで、あとはぐるりとメインコースを歩いて登山口に戻るまでひとりにも出会わなかった。皆さんどこへ行ってしまったのでしょうね。

来年の交通会館の展覧会では、昨日の力作がきっと飾られることだろう。

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