鈴蘭峰 2015.6.25 アブやブヨなど、夏の山で悩まされるのはこれらの刺す虫である。今までもっともひどかったのは6月末日に西岳に登ったときで、これは牛アブというのだろうか、登山の間中まつわりついてきて、白いズボンが黒くなるくらいだった。こいつらはズボンの上からでもかみついてくるから始末が悪い、ひたすら腕をまわして振り払っていたから、足より腕のほうが疲れた。その時期には二度と行かないと誓ったものだ。 鈴蘭峰で悩まされたのはブヨだと思う。アブほど強烈ではないが、それだけに防御がいささかおろそかになって、家に帰ってから発赤し、かゆみが長く続いた。 Sさんだけは虫よけネットで完全防護だったが、さすが女性はこんな時には用意がいい。私なんかは暑がりで、長袖を着るくらいならキズを負ったり、虫に刺されたほうがましだというのだから、後遺症がひどくなる。賢いとは言えないね。 (2022.1) 木曜山行報告へ |