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         棚山 2014.2.13



木曜山行ではここのところとんとご無沙汰のスノーシュー遊びだが、雪が降らないのだから仕方がない。今年の冬などはことに降らず、スタッドレスタイヤもほとんど必要ないくらいだった。

2014年冬の雪はすごかった。棚山でスノーシューができたのも10年に一度というような雪がその前の週末に降ったからだったが、この翌日の金曜日の夕方から降り出した雪はそれをはるかに上回り、土曜日の朝には観測史上最高の積雪となったのである。まだ融けきっていなかった雪の上にさらに積もったのだからよけいに大変なことになった。

山梨県に通じる交通がすべて遮断され、数日間孤立することになった。山梨県は太平洋側の気候に属するので雪への備えがないから被害が増大したのだった。

私にとっての無念は、その土曜日の夜、東京で山口耀久さんの『アルプの時代』(山と溪谷社)の出版記念会があったのに出席できなくなってしまったことだった。車はまったく動かせなかったし、小海線どころか中央線まで不通とあってはどうしようもなかった。

                               (2020.5) 

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