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         釈迦ヶ岳 2013.11.8



このときの木曜山行報告に「私が山歩きを再開したのがこの山だった」と書いたが、それが1987年9月のことである。学生時代以来のことで、およそ8年ぶりの山だった。もっとも、仕事で毎日山の中にはいたのではあるが。

久しぶりなのでなんだか緊張してえらく早朝に出かけたのを覚えている。今の地形図にある日向坂峠からの出発で、当時はドンベイ峠とものの本には書かれていた。いずれにせよ誰の命名かは知らぬが由来を訊いてみたいものだ。

釈迦ヶ岳だけでは時間が余ったので黒岳も往復したら途中で足がつった。8年もブランクがあれば初心者そのもので山登りのペースもわかっていなかった。ごく普通の運動靴で登ったので、これではやはり山には不向きと下山後に甲府に行ってキャラバンの一番安い靴を買った。

それ以来、八ヶ岳に引っ越してくるまでが山登りに関しては自分の黄金期だったと思っている。ロッジ山旅を始めてから山行の数は飛躍的に増えたがそれまでとは意味合いが変ってしまった。それを仕方のないことだと思いつつ、少ない休日をひたすら山に費やしていたころを懐かしく思う。

(2019.2) 

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