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           文台山 2011.2.24



トップの写真は下山後に都留文科大学に続く坂道から撮ったもので、前衛の山の向こうに文台山がお尻の形を見せている。

こんな光景を大学時代は毎日のように見ていたのかと思うが、毎日の光景ならいちいち感慨を持つこともない。感慨を持つのはそれが日常でなくなってからで、学生時代の想い出が風景にまとわりついているからはなはだ苦い感慨である。

ケヤキの街路樹が剪定されているようだが、私の在学当時は剪定の必要もないくらいの、まだ若木だった。変わらぬは山の形ばかりかもしれない。山がありがたいのは相変わらずだからである。

しかし在学中はこんな近い山には興味がなく、登ろうと思ったこともなかった。若いころは遠くばかりを見ていたようだ。この山の良さは頂上一帯の樹林の良さだが、そんなことに滋味を見出すのも年をある程度とってからかもしれぬ。

右の最下段は文台山の北の鞍部あたりから見た道志二十六夜山と今倉山である。この二山を眺めるベストポイントではないかと思われる。


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