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         木曽駒ヶ岳 2009.9.8



例年夏休み明けに有名な高山に登ることにしているのは、それらの山がちょうど夏休みと紅葉の時季との端境期で人出が少ないことに尽きる。ことに小屋泊まりともなればその恩恵は絶大で、ほとんど貸切のような状態だったこともしばしばである。人の多い山に行くぐらいだったら、都会で遊んでいるほうがずっといい。

しかし、9月の初めは本業でやはり身体が疲れているのだろう、山に行ってもいつでも調子が悪い。これまでの経験上、自分が高度には弱いことはわかっているので、高い山だと余計である。ことに木曽駒のようにロープウエイを使う山だともっとひどくなる。突然高度を上げるからだろう。

お金のかかる山は天気だけが心配だが、たわらさんの写真のとおり、この上ないような好天になったのはありがたかった。しかしこんな高山では日をさえぎる樹林もない。体調が今一つな上に、何よりも暑さには弱い私は、参加者たちは山上パーティで盛り上がっているというのに、狭い岩陰を見つけ日差しを避けて隠れていた。

(2015.5) 木曜山行の報告へ

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