右の小さい画像にマウスを置くとメインの画像と入れ替わります   

         三ツ峠山〜清八峠 2007.12.14



この前の週は愛鷹山の越前岳に登ったのだが、ちょうど通り道だからと河口湖在住の渡辺玉枝さんを誘った。そのときに来週は三ツ峠だからまたご一緒しませんかとでも誘ったのだったと思う。

渡辺さんと私とは何となくご縁がある。まず大学が同じなこと。私が河口湖を離れたのとちょうど入れ違いに、渡辺さんが神奈川での勤めを退職し、実家の近くに家を建てて戻ってきたのだが、その家が私の借りていた家と目と鼻の先だったこと。他にもあるが略そう。

初めてお会いしたのは、まだロッジを始めて間もないころ、日本山岳会の図書委員会の忘年山行でロッジを使ってもらったときだった。すでにヒマラヤニストとして知る人ぞ知るといった存在であったが、エベレストに登るのはそのあとのことで、今のようには知られていなかった。

それ以来、木曜山行で御坂の山や郡内地方に出かけるときには声をかけて何度もご一緒してもらった。『山梨県の山』の鬼ヶ岳でモデルになってもらっているのも渡辺さんである。

御坂口から三ツ峠を往復するだけでは芸がなさすぎるというわけで、清八峠へ下ることにした。藤野木八丁峠から林道に下りれば周回できる。

最後の写真は女坂峠への分岐にあった道標だが、郡内地方ではこの金のかかっていそうな道標をいたるところで見る。人に出会うこともまれな藪山でこれを見るといかにも場違いな感じもする。横に立つ渡辺さんがさげるレジ袋にはゴミが入っている。ゴミを拾いながら山を歩くのが渡辺さんの常である。

(2015.3)  木曜山行報告へ

戻る