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          大烏山 2006.11.9



トップの写真をみるとまるでナチスの党員だがそうではありません。

私はこの大烏山近辺には一時期ずい分通った。というのも、その頃山菜採りに凝っていて、この山域にはコシアブラやタラがいくらでもあったからである。山の上にサラダ油を担ぎ上げてその場で採った山菜を天ぷらにして食べたこともある。まだ琴川ダム建設以前の話である。

琴川ダム工事に伴って、このあたりの風景はずい分変わってしまったが、それはおもに車道の拡幅によるもので、おかげですっかり走りやすくなった。

牧丘町で新たに立てた大烏山への道標に気づき、へえ、こんな山にも一般道でもできたのかと、1歳の娘を背負って登ってみたのはこの8年前だったが、立派なのは道標のみで、とても一般向きとは思えなかった。

新たな林道工事でその道標も移動して、この日はそこから登ったが、やはり簡単な道筋とはいえず、途中からは適当に山腹を登ったのではなかったかとおぼえている。以来訪れていないが、変化があっただろうか。

頂上直下にある雛岩というのがこの山を下から見たときの特徴である。頂上そのものは御料局三角点と山名標がなければわからないような稜線の一角である。たわらさんの写真を見て、八ヶ岳がこんな風に見えたのだなあと思い出した。これぞ秋晴れというような1日だった。

(2015.2) 木曜山行報告へ

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