右の小さい画像にマウスを置くとメインの画像と入れ替わります   

           石コツ 2005.2.4



これも八ヶ岳歩こう会の一連のイベントだったような気がするのだが定かには覚えていない。近隣の藪山を歩くという企画が何度かあったので、冬で雪も降ったことだし、それではスノーシューでも使ってみましょうかとなったのかもしれない。

信州峠から東の甲信国境を歩く人は少ない。「石コツ」はその稜線上にある小ピークである。てっぺんにはまるで墓石のような石が立っていて、それが名前の由来であろう。

このとき参加された堤さん(先年、若くして亡くなられた。このころは何度も山へご一緒した)があろうことかスノーシューを忘れ、梟マムさんから借りることになった。となると梟マムさんはツボ足で歩くことになったのだが、実はスノーシューがあったほうが楽かそうでないかはなかなか見極めが難しいところがある。スノーシューなど履かないで歩いたほうがずっと楽なことも多々ある。たとえば入笠山などではスノーシューが役立つことなど滅多にない。

石コツからの下りで勢い余ってO太さんが木に激突、帰ってからも痛みが引かないので医者に行ったら、肋骨にひびが入っていたという。そうとは知らず、笑うと痛むというので、わざと面白いことを言って笑わせていたのだった。昔のこととはいえお許しを。

(2014.11)

戻る