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          瑞牆山 2004.10.25



たわらさん紹介」に書いた瑞牆山登山の写真である。たわらさんの小学校時代の恩師Y先生、その教え子すなわちたわらさんの同級生Kさん、たわらさん夫婦、そして横浜YYさんこと、Y崎さん夫妻が早朝のみずがきの森公園から出発した。

Y崎夫妻は前日初めてロッジに泊まったのだが、その横のテーブルで食事をしていたのがたわらさん一行だったのである。むろん初対面である。狭い食堂だから隣の人ともすぐ親しくなる。山に登るつもりでは来ていなかったY崎夫妻だったが、ロッジを選んで泊まる人なら山好きである。たわらさんたちの瑞牆山の計画を知ってうらやましがるのを見て、もしよかったらご一緒しませんかと誘ったらすぐ乗り気になってしまった。

ご主人はそれなりの格好で来ているが、夫人のほうはそのつもりではなかったので登山靴もない。お客さんからもらった女性用の登山靴がたまたまあったので、これでどうでしょうと履かせてみるとぴたりと合った。服はこの際なんでもかまわない。だからY崎夫人だけが街着のままで写っているのである。

これをきっかけに、たわら夫妻とY崎夫妻は今に至る親交を持つようになり、私はY崎夫妻やその仲間の方々と年に2回は必ず山歩きするようになったのだから人の縁とは面白い。そんな意味でも忘れられない山行である。

瑞牆山荘からの往復では面白くないと、不動沢から登って周遊したが、不動の滝への径が整備される前で、朽ちた桟道がむしろ行く手を邪魔したりした。沢を渡るにも簡単にはいかなかった。

こんな山登りは初めてだというY先生は体育が専門だったということで、体力はたいしたもの、ご自分では、大変だった、やっと登れたと言っていたが、そういう風にも見えなかった。このときが喜寿ならそろそろ米寿ではないか。たわらさんに聞いたところご健在ということで何よりである。

(2014.10)

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