92. 男体山
       1987(昭和62)年12月26日

普通、男体山といえば奥日光のそれだが、こちらは茨城県奥久慈の男体山654㍍。翌日の八溝山と合せて1泊2日、山田さんと登りに行った。

下車は水郡線の西金駅、登山口となる大円地の集落へ近づくにつれ正面にはいっぱしの岩山が見えてきた。その前後、山々の借景もよろしく家々のたたずまいも「また、佳きかな」。

道標に教えられるままに登り道をとれば、まず大円地越の峠にあがった。その先はほんの30分。NHKの奥久慈テレビ中継アンテナを見ると、早くもそこが東の山頂だった。わずか先の西峰には男体山神社が祀られ、まずまずの眺めが得られた。なお、この日は西金駅から1つ郡山寄りの上小川駅へおり、常陸大子にでて街中の菊屋旅館泊。夕食後にテレビをつければ、明日もお日様マークばっちりの予報だった。



上、中  大円地にかかる頃からの眺め。高さはともかく、なかなかの岩山だ。

(2015.7)

中、下の写真はクリックすると大きくなります

横山厚夫さんのちょっと昔の山 カラー篇トップに戻る