「丹羽さんとは、こんな奥武蔵の山にも登っていたんだ」と、この写真を見るまですっかり忘れていたのが丸山960.3㍍。 念のために山の記録帖を見れば、「国立=大野峠から丸山往復」の1行があるのだから間違いない。「国立=大野峠」となっているところからすれば、国立駅前で丹羽さんの車に乗せてもらい、大野峠まで楽を決め込んでの丸山登山だったのだろう。 ほかにも丹羽さんの車で行った山が幾つかあって、この丸山登山もその1つなのだが、まったく覚えがなかったとは申し訳ない限り。 丹羽さんが亡くなって今年で3年、彼岸のほうから「君もいよいよ認知症か」の声が聞こえてきそうだ。 上 中央やや左に両神山、右によっては遠くに西上州の赤久縄山や御鉾荷山 が見えている。 中 なんとも無残な武甲山。こうなっては「秩父の名山」も形無しであろう。なお、奥秩父主脈の山々が連なる手前には和名倉山が大きく見えている。 下 「丹羽さん、丸山にもご一緒していたのですねぇ。すっかり忘れていました」。 (2015.5)(長沢註 丹羽さんについてはこちらも) 中、下の写真はクリックすると大きくなります |