65. 鳴虫山    
        1987(昭和62)年10月3日

この鳴虫山を初日に、翌日は高原山に登ろうという1泊2日の山歩き。まず、日光へ行って鳴虫山に登ったのちは今市にでてビジネスホテル泊。翌朝は早い電車で鬼怒川公園駅に行き、そこから登山口までタクシーであがっての高原山登山という目論見である。

幸い両日とも秋の好天に恵まれ、よい山旅だったと記憶に残る。ただし、2日目の高原山の下りは予想以上の長丁場で、今も「あの時はくたびれたねぇ」と、よく思い出話になるが、それはまた別項ということにして、まずはこの鳴虫山の3枚。



上 鳴虫山への途中からは男体山が大きく見えた。

中 日光の街の上には表日光連峰の山々が連なっていた。

下 鳴虫山は1104㍍へは神ノ主山をへての尾根道を登っていくが、途中、下のほうからは「えー、ちり紙交換でこざいます。古新聞、古雑誌などを高級化粧紙と……」。なんとも山歩きにはそぐわないスピーカーの声が聞こえてきて、大笑いだった。

(2015.4)

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