中野英次さんと一緒にいった苗場山で、元橋‐赤湯(泊)‐昌次新道‐苗場山頂上ロッジ(泊)‐小松原湿原‐逆巻温泉(泊)‐見玉‐十日町という行程。
その後はもう1度、1997年7月下旬に高校の同級生館山盛の湯沢にある別荘に泊めてもらいロープウェイを使って登ったが、ずいぶん多くの人がいるのには驚いた。この71年に登ったときは頂上ロッジでの同宿もほんの数人だったし、小松原湿原から逆巻温泉へは私たちだけの道だった。
上 苗場山頂上の湿原。この日、逆巻温泉近くまでくだった頃、一時大雷雨になった。とっつきの農家の軒下を借りて雨宿りをしていると、そこのオバサンが「もう、これしか残っていないが」と齧りかけのトウモロコシをくれたのが、いい思い出だ。
中 小松原湿原。ここで家人が池塘に落ち、持ってもらっていたゼンザブロニカが水につかったかと肝を冷やしたが、幸いカメラは無事だった。脅かすではないか。
下 赤湯温泉は河原に穴を掘ったのみの露天風呂、湯加減は適当に川の水を流し込んでやれという。宿のオジサンが風呂を修理するというのを見ていると、腰に手拭1つを巻いた素っ裸、スコップで穴を大きくするだけだった。
(2013.7)
中、下の写真はクリックすると大きくなります。 |