小河内峠越え
     1977(昭和52)年5月11日

まず、お断りをしておきます。というのは、最初、この「ちょっと昔の山」を始めたときに、山梨県の山に限るようなことを書きましたが、それを訂正して隣接する長野、埼玉、東京都などまで範囲を広げることにしました。すでに載せた「信州峠越え」でも、それは長野県に引っかかっているのです。と、したうえで、この小河内峠越えは登りも下りも東京都のうちになりますが、「ロッジ山旅号」は大気圏外にも長躯しようかという勢いなので、それもよろしいかと選んでみました。

さて、この峠は三頭山から御前山へ続く尾根上にあって、多摩川の支流北秋川と多摩川本流(奥多摩湖)の谷を結ぶ道が越している。まだ、山村風景がよかった頃は、北秋川街道を歩いたのちの峠越えが通人向きの1日コースだった。



上 当時の小河内峠は明るく開けて一休みによいところだし、御前山に高まっていく尾根もよく見えていた。峠越えばかりでなく、ここから御前山に登ったことも何度かあった。現在は林に囲まれ、せせこましい感じの小平地になっている。

中 この時は武蔵五日市駅から小岩までバスに乗った。おそらく、この集落は藤原に違いない。鯉幟りが季節感たっぷり。我ながら、素晴らしいショットだと嬉しくなりますねぇ。

下 現在の武蔵五日市駅は高架になり、ステンドグラスとエスカレーターに驚く超モダンな駅舎に様変わり。蒸気機関車の頃も知っている私は、今の駅を初めて見たとき、「えっ、これが武蔵五日市!?」と、わが目を疑った。 

(2012.9) 

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