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           鳥谷山 2010.12.9



つい先だって木曜山行で水ヶ森に登った。北側の鞍部の北に盛り上がるピークを便宜上水ヶ森北峰と呼んでいるが、ここからは鳥谷山がなかなか立派に見える(参照)。

誰でも初心者の頃にはガイドブックのお世話になるものである。むろん私も例外ではなかった。経験を積むにしたがって参考にするガイドブックも変わってくるし、さらには地形図で山選びをするようになったりもする。

この項を書くにあたって、はて、私は鳥谷山のことをどの本で読んで知ったのだったのだろうかと考えたのだが、さっぱり思い出せない。普通のガイドブックに載っているような山ではない。これだったろうかと思いつく本を何冊か調べてみたが見当たらない。原全教の『奥秩父』には略図に「トヤ」とは書いてあるが、それで登ったとも思えない。本ではなく、雑誌か何かにあったのだろうか。記録をほとんどつけないので、こういうときには困ってしまう。そのうち思い出したら書き加えておきたい。

最初のときからかなり年数がたって2度目の鳥谷山だった。下る途中、看板に導かれて行った、鳥谷観音と書かれた、岩窟の下の石像群がなかなかの見ものであった。こういったものが山中にひっそりあると、山の格も上がるように思う。

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