右の小さい画像にマウスを置くとメインの画像と入れ替わります   

           兜岩山 2010.11.11


記録を見ると4度目の正直の兜岩山だったらしい。

佐久側から荒船山に登るときは荒船不動を起点とするのが普通だが、不動への道でまず目に入るのはこの兜山で、他に名前を付けようがないくらいの兜型である。その姿がこの年の4月に行ったときのたわら写真集にある。そのときには登ることができなかったが、4月とは思えない美しい霧氷を楽しむことができた。

4月に登れなかったのは、右最上段のローソク岩の北側の根元をトラバースする径が凍結していたからで、それがその下の写真である。この写真ではわかりにくいが、すべったらただではすまない。

それにしても、この岩は、ローソクというより、沼津の魚河岸丸天で出している海鮮かき揚げ丼に載っているかき揚げに似ていて、見るたびにそれを思い出してしまう。もっとも、テレビのグルメ番組で見ただけで食べたことはないのだが。

頂上の西の端からは展望が開けた。この上ない好天に恵まれた懸案の山で、たっぷりと大展望を楽しんだのだった。

(2016.5) 木曜山行報告へ

戻る