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          三峰山 2010.7.1



登山といえどもマイカーがなければどうしようもないのが我々地方在住者で、もしなければ登山口に着くまでに日が暮れてしまう。マイカーは便利だが、車に戻らなければならないというのが最大の不便で、行程はかなり制約を受ける。たとえは縦走などには向かない。

その制約の解消に自転車を利用することを考え、初めて実行したのが、この三峰山だった。少し前に中古を安く買った折り畳み自転車を積んでいき、扉峠からの縦走を実現させたのである。

多段ギヤも何もない小さな自転車だから平坦地か下り専用で、要するに、高い所にあらかじめ自転車を置いて、低い位置から登るということになる。今どきは車道がかなり山上まで通じているから、車の回収に一度もペダルをこがなくていい山は、探せばいくらでもある。年齢を重ねると、登山で難しいのは下りだということはわかってくるから、それを省略しようという意味もある。

以来、この自転車を使った登山を、もう数十回はしているはずである。どこも故障していないのでまだまだ使えそうだ。5000円もしなかった自転車だから十分に元はとった。

片道自転車登山のコースをガイドブックにしたらどうかと思っているが、「くだらない登山」という題名を思いついただけで、具体的には何もしていない。

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