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        鉢伏山〜二ツ山 2009.7.16



突然梅雨が明け、実にさわやかな夏の朝となった。晴れればもう暑い時季だからなるたけ高くまで車が登ってくれる山を選ぶと、おのずと中信高原の山々が候補になる。鉢伏山もそのひとつで、夏が似合う山なのは、二ツ山から鉢伏山を眺めた最後の写真を見れば誰でも納得してくれるだろう。

まず高ボッチに寄って朝の山並みをしばし眺めた。はじめの2枚は高ボッチからの風景である。鉢伏山まで登ればさらに眺望は拡がって、日本の高山で見逃される山はまずほとんどない。それらがすべて眺められた。今は亡き坂本さんもうれしそうだ。

鉢伏山から二ッ山の稜線を歩くのに、これ以上の日和があるだろうかといった1日だった。展望もさることながら、終始ほとんど木陰のない道では風がないと辛いが、涼しい風が適度な強さで常に吹いていた。

レンゲツツジの花期が終わっていたので行きかう人も稀で、とくに二ッ山への稜線に立ち入ってからは、たったひとりにしか出会うことはなかった。

二ッ山の頂上のカラマツの木陰で長い昼休みをしたのち往路を戻る。この行程では帰りのほうが登りが多いのでなかなか絞られる。

下山後は車で崖の湯に下った。木曜山行で崖の湯に入浴したのはこのときだけである。

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