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     達沢山〜大積寺山〜大久保山 2008.4.12



諸事情で珍しく土曜日まで順延した木曜山行だった。とにかく桃源郷への下降というのがテーマだから、この時季を逃すと次は翌年になってしまう。前年と同じく達沢山を選んだので、下る尾根を変えることにした。

桃の盛りの土曜日とあって、今まで人に会ったことのない達沢山にも多くの登山者がいた。しかし頂上から桃源郷に下ろうとする人はいないらしく、頂上を出たら誰ひとりいなかった。この時季、それをしないでどうするのと思う。

前年は旭山への尾根を下ったが、この年は大積寺山を経て蜂城山につながる尾根を下ることにした。これはわりと長丁場なうえに藪っぽく、達沢山の尾根の中では難しいと思う。

当初は蜂城山へ下るつもりだったが、桃源郷を俯瞰するにはこちらのほうがいいだろうと、大久保山へ下ることにした。大久保山から少し下ると大文字焼きをする斜面の上に出るのだが、木が刈り払ってあるので眺めがいいのである。トップの写真がそこからで、このくらいの高さが桃の色を出すには適当かと思う。

下ってからタクシーで車を回収するつもりでいたが、花の盛りとあって、タクシーが出払っていてつかまらず、困ったのを思い出した。滅多に休日に行動することがないから、そこまで考えが及ばなかったのである。やはり山は平日に限る。

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