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        高烏谷山と大城山 2008.3.22



2007年1月、初めて陣馬形山に登った日に、帰りがけの駄賃とばかりに登ったのが、高烏谷山に登ったこれも最初だった。木曜山行で行くのに目新しい山が枯渇してきたので、高速道路を使えばさほど遠いわけでもない伊那谷の山もレパートリーに加えようとひとりで下見に出かけたときのことである。

高烏谷山は林道を使えばほとんど歩かずに登れる山だが、麓の高烏谷神社から登ってこそ価値がある。参道の巨大な赤松の並木も社殿も一見の価値がある。

このときは横山夫妻と高烏谷山に行こうということになって、知り合いに募集をかけたのだったと思う。それでたわらさんと坂本桂さん三井千恵子さんの3人が参加することになった。

好天の土曜日だったから他の登山者もいるかと思ったら、まったく誰もいない。高烏谷山ではこれ以上はなかろうという展望をたった6人だけで楽しんだ。

山頂の暖かい芝の上でゴロゴロしながら展望を楽しんでいたとき、まだ時間も早いし、その3日前に木曜山行で登ったばかりの大城山にも登ってみませんかと提案したら、それはいいとあっという間に下山することになった。

2時間半後、大城山頂の芝の上でまた全員がゴロゴロしながら南へと拡がる伊那谷を見下ろしていた。3日前に登ったときには曇り空で山々の展望はなかったので、早くも私は溜飲を下げたのだった。右側3段目の写真で右端に写っているのが、ついさっきまでその頂上にいた高烏谷山である。

(2015.3) 

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