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          陣馬形山 2007.2.15



陣馬形山は伊那谷に岬のように張り出した山だから麓からはよく目立つ。その地形ゆえだろう、頂上には電波塔が林立していて、そのおかげでも麓から指摘するのが簡単である。むろんそんな山だから展望は抜群でもある。

もよりのインターチェンジは松川で、小淵沢からここまでが100キロ以内だったから、当時は通勤割引で高速道路料金が半額だった。そこでこのあたりの山のいくつかは木曜山行で出かけたものだが、その制度がなくなった今では、経済的にはちょっと遠い山になった。

頂上まで車道の通じた山だから、車が登ってこず、南、中央アルプスが雪化粧をした冬に登るに限る。ところがこの日はお目当てのアルプスは雲の中だった。しかし蛇行する天竜川の河岸段丘の様子は面白い。

風花まじりの強風が吹きつけ、頂上で弁当をつかう気にはなれず、避難小屋に駆け込んだ。

(2015.2)  木曜山行報告へ

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