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          稲子岳 2005.6.24



木曜山行での稲子岳通いがこの年に始まった。この季節に行くのはイワカガミとコマクサが目当てなのだが、同時に満開とはならないし、ことにコマクサは年によって花づきの差がはげしい。その点、イワカガミは律儀に花を咲かせてくれるが、このころに比べれば、心なしかそれもだんだんと少なくなってきているように感じる。にゅうに登る途中に多かったオサバグサにいたっては激減しているように思う。

このときのイワカガミを踏まなければ歩けないような稲子岳の稜線に一同感激して、それから毎年この時期に稲子岳を訪れるのがなかば恒例になったのだった。

メインの写真は稲子岳南壁の上で、にゅう以来、ここで初めて展望が開ける。そのせいか、今ではここに頂上標識をつけてあるが、最高点はもっとにゅう寄りの、踏跡もほとんどない藪の中である。

この山行では稲子湯へ2台で行って1台をデポ、そして白駒池を出発点とするのが常であった。車をデポするとき、ついでに近くの川にあらかじめ泡の出る飲み物を沈めておいた。最後の写真はそれを取り出して無事下山の乾杯しているシーンである。

(2014.12) 木曜山行報告へ

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