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           女山 2005.3.4



2月の石コツに引き続き、これも藪山シリーズで計画した山がたまたま大雪だったのでスノーシュー山行にしたはずである。雪がやまない中での出発だったと思い出したのは写真を見たからで、スノーシューで遊ぶのに、雪が降っているから中止というわけにもいくまいなと考えたことも思い出した。

お向かいの男山に比べれば登山者はないにも等しい女山だが、わざわざ雪の中を登ろうとする物好きはさらにいない。しかし、概して傾斜のゆるい長い尾根を四方に張り出しており、雪さえ降ればスノーシュー向きの山といえるだろう。

私は山の頂上には何もないほうがいいと思っている人間で、そのうえこの山の赤いペンキで書かれた趣味の悪い山名標は前々から気に入らなかったので、この写真を撮ったあとに谷に投げ捨てた。投げ捨てた瞬間、K夫人が「ざまぁみろ」と叫んだが、これはどういう意味だったのかいまだ不明である。

F井さんがうれしそうに持つ「iichiko」の瓶にまさか水が入っていたわけではあるまい。この中身がどのくらい消費されたのかは忘れてしまった。

(2014.11)

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